Ninja Senki
スクリーンショット
総論
Ninja Senkiは2010年に公開された8ビット2Dアクションゲームです。「ロックマン」や「忍者じゃじゃ丸くん」、「忍者龍剣伝(NINJA GAIDEN)」、「からくり忍者ハグルマン」 など数多くの作品の影響を受けたとされる本作は、シンプルな中にもアクションゲームとしての面白さが凝縮されており、まさに正統派アクションと呼ぶに相応しい出来となっています。
悪の忍者に愛しの「KINUHIME」を殺されてしまい、その復讐(KATAKIUCHI)に燃える手裏剣マスター「HAYATE」。プレイヤーは彼を操作して悪の忍者達に戦いを挑みます。
操作は2段ジャンプと手裏剣攻撃のみという非常にシンプルな設計になっており、操作性も良いです。動きにメリハリがあって、敵をバンバン倒して進めるので爽快感があります。
全16シーン、アーケードスタイルを採用しており、セーブやステージセレクトの類は一切ありません。ゲームのプレイ中は「スコア-100」で何度でもコンテニューする事が出来ますが、一旦ゲームを終了すると再び始めからという厳しい仕様になっているので、クリアする為にはぶっ通しでのプレイが要求されます。
グラフィックはドット絵が丁寧に作られていて、キャラクターがとても可愛らしいです。BGMもチップチューンでテンポの良い曲が多く、作品を盛り上げてくれます。
アクションゲームが好きな方、特にファミコンや昔のアーケードが好きだった方にお勧めの作品です。
各論
海外のニュースサイトで見つけたのですが、本当に良く出来ている作品だと思います。ファミコン・アーケード時代への回帰、その硬派な仕様の中には「現代のゲームが失ってしまった純粋さやひたむきさのようなもの」が詰まっていて、気が付けば夢中になってプレイしている私の姿がそこにありました。
本作はジャンプの微調整や手裏剣の連打、比較的長いプレイ時間が要求されるのでコントローラーでのプレイをお勧め致します。
難易度はそこそこで、アクション好きにとってはちょっとヌルく、アクションが苦手な方ならば少し難しいぐらいかもしれません。狙ったような配置は見受けられるものの、注意深くプレイしていればほぼ全て回避可能ですし、時間制限もなければコンテニュー制限もありません。ラスボス以外のボスもあまり大したことは無く、当時のアクションゲームが軒並み鬼畜難易度だった事を思えば、これぐらいは全然良心的であると言えます。
ただ、個人的には「やはりもっとハードなやつもプレイしてみたい」と思いました。初見殺しはもちろん、もっと凶悪なボスとも戦ってみたいです。しかし難易度を上げる事は間口を狭くしてしまう事にも繋がってしまうので、そこら辺のバランス取りが難しい所ですが……
和風な世界観は日本人として惹かれるものがありました。海外からこのような作品が登場してくれた事を大変喜ばしく思います。
関連リンク
- Ninja Senki (公式サイト)
- PIXELTAO (製作者様サイト)
- StrategyWiki - Ninja Senki/Enemies
動作環境
OS: Windows
製作者情報
Jonathan Lavigne
補足、攻略情報など
タイムが0になっても死にません。スコアを気にしないのであればゆっくりと慎重に行動する事をお勧め致します。
スコアが0になっても一応コンテニューは可能です。
ラスボス(白忍者)攻略 ※ネタバレ注意
>第1段階
|
>第2段階
|
※このページはJavaScriptを使用しているので、設定を切っていると正しく表示されない可能性があります。