Fairygame

LunaticRave 2

スクリーンショット

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総論

 (BMS自体を知らない方はまず始めにBM98の記事をお読み下さい。nazoBMplayの記事も併せてお読み頂くと、より一層理解が深まるものと思われます)

 LunaticRave 2(通称LR2)は2008年に公開された次世代型の高機能BMSプレイヤーで、現在nazoBMplayに変わるメインストリームとして、多くの人々の支持を集めている作品です。

 人気だったnazoBMplayも更新が滞って数年が経つと、どうしても時代遅れ感が出始めました。そしてそれに変わる新たなBMSプレイヤーとして初代「Lunatic Rave」が登場した訳ですが、公開当初はIR(Internet Ranking)が実装されていなかった事や、要求スペックがそれなりに必要だった事などからnazoBMplayに残る者も多く、人気が二分化していた時期もありました。その後IRの実装とプレイヤーのPC平均スペック上昇に伴いLunatic Raveに移行する者が増え始め、LunaticRave 2の登場で新たなBMSプレイヤーとして不動の地位を確立する事になります。

 LunaticRave 2は既存BMSプレイヤーの殆ど全ての良い機能を引き継いでいる上に、カスタマイズ性やグラフィック面が大幅に強化されています。高品質・低容量で扱い易い「oggファイル」や「mpgファイル」等にも対応し、IRはもちろんライバル対戦や段位認定までが出来て非常に高機能です。

 「Lunatic Rave(LR)」→「Lunatic Rave -endress music-(LRem)」→「LunaticRave 2(LR2)」という経緯を辿っており、現在複数名のスタッフが共同で開発しています。新機能の実装にも意欲的なのでこれからの発展にも期待が持てます。

 LR2 IRに参加したい方、最先端のBMSプレイヤーをお探しの方にお勧めの作品です。

各論

 7key時代に入ってから長い年月が流れ、BMSの世界も随分成熟しました。THE BMS OF FIGHTERS(BOF)を始めとするBMSイベントも年々盛り上がりを見せ、古参プレイヤーから新規プレイヤーまで多くの人々が楽しめる良い雰囲気になっていると思います。

 LR2 IRも盛り上がりを見せている訳ですが、近頃よく話題に上るのが「発狂BMS」と呼ばれる代物です。これは上級者向けの超高難易度譜面をランク付けして練習・攻略していこうという試みで、元々は一部のコアプレイヤー達がnazo IR末期辺りから独自にランク付けしていたものでした。それがスコアラー達を中心に広まっていき、現在ではBMS段位認定として殆どのプレイヤーに認知されるまでのものとなりました。

 私の記憶では5key時代から発狂BMSにあたる超高難易度BMS差分は存在していましたが、一部のプレイヤーを除いて殆どの人には「糞譜面」として冗談半分に扱われていたと思います。しかし時代は移り変わり、本家「beatmania IIDX」の難易度上昇と共にプレイヤー達の腕前も上がりました。更にはnazo IRの登場で難易度のインフレが加速し、スコアラー達が糞譜面と呼ばれていた世界へ続々と足を踏み入れ始めます。当時は見向きもされなかったような譜面が攻略・研究・評価されていき、昨今の発狂BMSブームの流れに繋がったと見られます。

 私自身は既にBMSの一線から退いており、たまにイベントを覗いたりする程度で殆どプレイする事は無くなりました。しかし今でもBMSに対する愛は変わりありません。これからもLR2及びBMS界の発展を願い、暖かく見守っていこうと思っています。

ダウンロード

LunaticRave 2 Official Site - LunaticRave 2 フルセットダウンロード

BMS(楽曲ファイル)は各自それぞれでお探し下さい。

関連リンク

>LunaticRave 2本体

>ニュース、新曲

>イベント、その他

>まとめ

>技術向上、練習法

動作環境

あると更に良い物

製作者情報

lavalse / cyclia / SHiNKA / Kamiyu / mur

※SS使用楽曲
上段左から『ARMYTOM(Atomic Sphere) - GRAB BACK』 / 『syatten - Evangelize (Radio Edit)』
下段左から『Est - Acque Minerali -Ultimo Blu-』 / 『sasakure.UK - Jack-the-Ripper◆』 / 『siromaru(シロマル) - Absurd Gaff』

※SS使用スキン
下段左から『.RED - OVER ACTiVE DX+ (Strike White)』 / 『.RED - OVER ACTiVE DX+ (ORANGE)』 / 『KOZiRO - OVER ACTiVE DX 3 (EMPEROR BLACK)』

補足、攻略情報など

>お勧めのBMSパッケージ

>ASIOに対応したサウンドカードを所持していなくても高音質にする方法
サウンドカードがASIOに対応していない、もしくはサウンドカード自体を所持していない場合でも「ASIO4ALL」で擬似的に高音質にする事が出来ます。

  1. まず始めに「ASIO4ALL」をダウンロードします。
  2. そしてインストールするのですが、その途中の「Off-Line Settings」には忘れずにチェックを入れるようにしましょう。
  3. デフォルトの設定でも充分機能するかと思われますが、設定を変更したい場合はASIO Buffer Sizeの値を動かすと良いです。値が左に小さくなるほど高音質が期待出来ますが、PC負荷が増しノイズが入る可能性も高くなります。
  4. 次にLR2起動時の設定画面で「SYSTEM」→「SOUND」の「OUTPUT TYPE」で「ASIO」、「PLAYBACK DRIVER」で「ASIO4ALL」を選択します。
  5. あとは楽しむだけですが、所持しているスピーカーやヘッドフォン、サウンドカード等の性能が変わる訳ではないので、それなりの機材を使用している方ほど効果が出るものと思われます。
  6. ゲームとは直接関係はありませんが、普段ご使用の音楽プレイヤー「foobar2000」、「Winamp」、「Lilith」等にも適用できます。ここでは割愛させて頂きますが、興味のある方はいろいろ調べてみてもいいかもしれません。

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