Fairygame

nazoBMplay

スクリーンショット

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総論

 (BMS自体を知らない方はまず始めにBM98の記事をお読み下さい)

 nazoBMplay(通称nazo)は2001年に公開されたBMSファイルをプレイする為のソフトで、BM98衰退後に多くの人々の支持を集めました。

 時代が「beatmania」から「beatmania IIDX」に移り変わる頃にはBM98の人気も下火になり、世のBMS製作者達も続々と7keyの譜面をリリースし始めました。それと同時に7keyに対応した様々なBMSプレイヤーが登場し、BM98の後釜を狙うBMSプレイヤー戦国時代が到来する事になります。

 それぞれが個性を主張する中、大きなシェアを獲得していったのがnazoBMplayで、その要因はシンプルで高機能、細かい更新もそうですが、何と言ってもIR(Internet Ranking)を実装した事でしょう。プレイヤーはインターネットランキングを見る事で、他プレイヤーとのスコア比較が出来るようになり、スコアラー達がこぞって参加するようになりました。

 「nBMPlay」→「nazoBMplay」→「nazoBMplay(unofficial)」という開発経緯を辿っており、主流はunofficialになっていますが、ほぼ公式と言ってもいいのが現状です。

 残念ながら「Rev.798」を最後に更新が途絶えており、全盛期に大きく賑わっていたIRも今では閑散としています。

 BMSの歴史を辿りたい方、nazo IRに参加したい方、軽量のBMSプレイヤーをお探しの方にお勧めの作品です。

各論

 本家beatmaniaが終焉を迎える頃には、私の中のBM98に対する熱意も薄れ、気付けばBM98をプレイする事も無くなっていました。当時は「5keyでも精一杯だったのに7keyなんて難しすぎるよ」という、7key譜面に対しての抵抗もありました。他にもリアル生活が忙しくなったりと様々な要因がありましたが、いずれにせよ長い間BMS界隈から離れていたのです。

 そんなある時、懐かしくなってBM98をプレイしようとすると、皆7keyに移行しててnazoBMplayが主流になっていたんですよね。7keyの名作も続々と登場してて、必然的に「こりゃあ練習するしかないな」となりました。

 スコアうんぬんの世界には全然付いていけませんでしたが、それなりに7key曲をクリア出来るようになると世界が開けた感じがして俄然面白くなっていきました。その頃には様々なイベントも開催され始め、BMSのコミュニティ全体が活発だった気がします。

 慣れるとシンプルで愛着が湧きますが、デフォルトスキンでは物足りないという方もbrdファイルを入手する事で簡単にスキンを変更する事が出来ます。いろいろ探してみるのもいいかもしれません。

 現在の主流が「LunaticRave 2」に移っているので、ここに載せようかどうか迷いましたが、歴史を辿っておきたいのと、シンプルでサクっとプレイ出来るという点でnazoBMplayは優れていると思うので紹介させて頂きました。

ダウンロード

unofficial nazobmplay - nazobmplay (Rev.798) ダウンロード (トップ画面左上Downloadの所から)
Glasopal ミラーページ - Glasopal ダウンロード (改造モジュール。現在主流のogg+mpg形式がプレイ可能になるので導入推奨です)
Vector - Visual Basic 6.0 SP6 ランタイムファイル ダウンロード (既にインストール済みの場合は必要ありません)

BMS(楽曲ファイル)は各自それぞれでお探し下さい。

関連リンク

>nazoBMplay本体

>ニュース、新曲

>イベント、その他

>まとめ

>技術向上、練習法

動作環境

製作者情報

tnj / AOiRO_Manbow

※SS使用楽曲
上段左から『AKITO - 桜華月〜さくらかげつ〜』 / 『ビートまりお - 約束-HappyHyperStarmiX-』
下段左から『Sentire - 勿忘草』 / 『SHIKI - SEPIA』 / 『onoken - FELYS』

※SS使用スキン
下段左から『tkm - 斑鳩風skin』 / 『EDL - PANDORA』 / 『七死 - 10th-C』

補足、攻略情報など

>初心者にもお勧めな良曲が詰まっているBMSパッケージ

>お勧めな特殊パッケージ